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ゆめこの小説部屋

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悲しい宴

 

うつろいゆく者達

路地の隙間をぬうようにして

生きている者たちが

おります。

それはざわざわと

それは時に

ひっそりと

影に生きる者たちの

哀しい宴


格子窓のすきまから

そっと

鬼のことを

覗き見る

少年の目は無垢で…



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「泡世縁起絵巻」をイメージした詩です。
時間のあるときに書き足したいです。

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